2009-04-16 第171回国会 参議院 国土交通委員会 第10号
○参考人(松下文洋君) ごめんなさい。 日本の道路の造り方と外国の豊かな暮らしの道路の造り方というのは本当に違うな、こんなにたくさんお金を使っているのに、もう二十年も前からですけれども、どうして変わらないのかなと、一向に変わらないなと。道路が大事なのは分かるけれども、その本質的な造り方とか完成したときの道路の状況というのをもうちょっと変えられないのかなというところなんです。
○参考人(松下文洋君) ごめんなさい。 日本の道路の造り方と外国の豊かな暮らしの道路の造り方というのは本当に違うな、こんなにたくさんお金を使っているのに、もう二十年も前からですけれども、どうして変わらないのかなと、一向に変わらないなと。道路が大事なのは分かるけれども、その本質的な造り方とか完成したときの道路の状況というのをもうちょっと変えられないのかなというところなんです。
○参考人(松下文洋君) 一般財源化については、参考人でお隣にいらっしゃる石田先生も一般財源化は賛成ですよね。私も賛成であります。余り異論はないのではないかと思っておりますけれども、暫定税率については、本則と別の税金でございますので、一リットルについて二十五円ですかね、これが賦課されておるわけですけれども、この税金については、国民の重税感といいますか、非常に最近は負担が重いという感覚が強いですので、減税
○参考人(松下文洋君) では、僣越ではございますけれども、意見を述べさせていただきたいと思っております。 皆様にお配りしましたレジュメがございます。また、参考資料としてカラーの図が二枚付いております。これを参考にしていただきたいと思っております。 簡単な歴史ということで、また一般財源化の課題というようなことでちょっとお話しさせていただきたいと思いますが、この制度が発足した一九五〇年代の日本の道路事情
○松下参考人 アメリカは、私が調べたところでは十二兆円と聞いております。年間十二兆円。ですから、アメリカを入れてはまずいと思いますね。アメリカを外した先進五カ国ということでございます。
○松下参考人 重要な質問であると思います。 端的に言いまして、イギリスの道路にかける国家予算は年間八千億円程度でございます。日本は、今、世界銀行などの統計を見ますと、公共投資が数年前までは約五十兆円、その中の道路の予算は十二、三兆円ございました。現在はシーリングなどで減らされて、公共投資に回すお金が四十三兆円程度でしょうか、減ってきております。道路はしかし余り減らないで、十一兆円前後ではないかと思
○松下参考人 この会に参加させていただきまして、大変光栄に思っております。 私は十五年前から、英国のケンブリッジ大学、マーシャル・エシュニック教授と一緒に、お金を半分ずつ出し合って、都市交通分析モデルを開発しております。また、それを使って東京湾のアクアライン、常磐新線、京浜臨海線などの交通予測や建設の影響評価を行っておるものでございます。 英国の都市計画や費用対効果分析、また交通需要予測をつぶさに